有機栽培は結局のところ、体に良いのか悪いのか
「有機栽培の野菜は体に悪い」
こんな話をどこかで聞いたことはないだろうか。
無農薬で栽培された野菜は、自身を虫等に食い尽くされないように、有害な物質を分泌する為に、人体にとっても有害であるという主張だ。
中々に眉唾な話ではあるが、確かに厳しい自然の中で育つものなら、そういった機能があってもおかしくはないと思う。
だが、農薬の量は様々な試験の元、厳格に使用量が定められており、無農薬以外のものが危険だと主張するような行為は、農薬の原液よりも危険だと言えるだろう。
またこんな話も出てきている。
「野菜の摂取による免疫力の向上は、野菜類に含まれるビタミンよりも、害虫から身を守る為に生成される阻害物質によるものであるかもしれない」
いずれにせよ、野菜は食べた方が健康に良いのは、間違いのない事実である。