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ハイブリッド加湿器 HD-300D レビュー

感想・レビュー

 気温も低くなり、冬も近づいてきました。まだ暖かくなったり寒くなったりと、気温差も激しいので、風邪をひいたりしやすい時期ですね。特に空気が乾燥していると、ウイルスが活発になってリスクが高まります。暖房をつけたりすれば尚更のこと。先日、前々から欲しかったダイニチのハイブリッド式加湿器を購入したので、今回はそのレビューをしたいと思います。

 

ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HDシリーズ ラベンダー HD-300D-V

ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HDシリーズ ラベンダー HD-300D-V

 

 

 冬の乾燥した空気への対策として加湿器を使用する人は多いと思いますが、まずは加湿器の種類について振り返りましょう。

加湿器の種類

 加湿器は大きく分けて3種類あります。

  • 加熱式
  • 超音波式
  • 気化式

 この3つの内でも、上の2つが主流ではないでしょうか。加熱式は水を沸騰させて、その蒸気によって加湿するものですね。超音波式は超音波スピーカーの振動で水を霧状にして加湿するものです。気化式はフィルターに水を吸わせて、そこに風を当てて気化させて加湿するものです。それぞれにメリットとデメリットがありますが、加熱式は水を沸騰させるので衛生的で加湿能力が優れていますが、消費電力が大きく転倒した際に熱湯がこぼれる危険性があります。超音波式は消費電力が少なく、コストが低いので3000円台から加湿能力の高い製品が購入出来ますし、アロマディフューザーによってアロマを楽しめるものも多いのが特徴です。デメリットとしては水をそのまま霧状にするので、水が汚染されていると、有害な物質もそのまままき散らしてしまうことになります。気化式は周辺の湿度が高ければ加湿量が減るので、加湿し過ぎるという事がなく、自然な形での加湿が魅力です。デメリットは、他の2つに比べて加湿能力が低めで、ゆっくり時間をかけて湿度が上がっていきます。また、加湿フィルターが必須なので、そのお手入れや交換の手間とコストがかかるのもネックです。

製品情報

 さて、それでは製品の話に移りましょう。HD-300Dは気化式がベースのハイブリッドで、何をもってハイブリッドなのかと言いますと、温風気化式と気化式の組み合わせからハイブリッドとしているんですね。いきなり上の3種類と違うのが出てきたぞという突っ込みがあると思いますが、気化式との違いはヒーターで風を加熱するかどうかの違いなので、基本的に気化式だと思ってもらえば大丈夫です。気化式は加湿能力が低めと書きましたが、ヒーターで加熱して温風にすれば加湿量が上がって、気化式のデメリットを無くす事が出来るんですね。ドライヤーで髪を乾かすときに、冷風より温風の方が早く乾くと思いますが、あれと同じ事です。温風気化式ではヒーターを使いますが、湿度が高くなるとヒーターが自動的に切れて、普通の気化式になります。気化式では風量が2段階に分けられ、必要に応じて風量を自動で調整してくれます。また、静音モードとecoモードも備えており、静音モードでは風量が抑えられ、ecoモードではヒーターをオフにして消費電力を抑えます。ヒーターがオンの状態では161W~158Wの消費電力で、風量の強弱によって3W変わるようです。ecoモードでは11Wと非常に省電力なことから、ヒーターの消費電力の大きさが分かりますね。

 HD-300Dでは湿度設定が出来、50% 60% 70%の3つから選ぶ形になります。現在湿度も40% 50% 60% 70%の4表示あり、現在の状態からそれぞれランプが点灯する形になっています。表示は4つですが現在湿度表示は四捨五入で、例えば54%なら50%、55%なら60%のランプが点灯します。人が快適に感じるのは20℃以上28℃以下で、湿度40%以上60%以下なので、基本は50%設定で問題ないでしょう。

使用感

 私の部屋は暖房をつけると41%前後で、これでは少し乾燥気味なのですが、HD-300Dのスイッチを入れるとヒーターを作動させて全力で加湿を始めます。しかし、やはりこれでも加湿は緩やかですね。数時間かけないと50%台に入らないです。ただ、プレハブではなく築40年以上の木造家屋なのも影響しているのでしょう。それでもしっかりと53%~57%に持っていくのは立派です。ただ、全力運転時の音が結構大きくて、人によっては気になるかもしれません。特に振動による低周波があり、寝室などでは結構苦になると思います。そういう場合は静音モードにすると多少は軽減されます。

 部屋の湿度が設定湿度に近づくと、ヒーターのスイッチが切れて風量も弱くなり、過加湿を防ぎます。一度こうなると気化式の強みが一気に出て、非常に優れた能力を発揮します。カタログでは連続加湿時間は10時間程になっていますが、これは室温20℃湿度30%での数値で、設定湿度と同じ湿度になると、なんと35時間以上もタンクの水が持ちました。これは大きな驚きです。その間はずっと55%前後をキープしていたので、部屋がとても快適な状態になりました。タイマー機能もあるんですが、この性能ならずっとつけっぱなしで問題ないどころか、それ以外の選択肢が無いレベルです。正直値段も高くて、買うかどうか悩ましかったんですが、もっと早く買っておけば良かったと思いましたし、久しぶりに買って良かったと思えました。

デメリットについて

 非常に満足のいく性能を発揮してくれていますが、前述したデメリットについても話しておきます。まずメンテナンスですが、他の加湿器と違ってファンがありますので、週に1回程度フィルターの埃を掃除機などで清掃する必要があります。そして気化フィルターやそれが入っているトレイを2週間に1回程度、水洗いして清掃する必要があり、さらに1ヵ月に1回程度、気化フィルターをクエン酸洗浄することを推奨しています。フィルターは防カビ処理や抗菌処理が施されているとはいえ、水がトレイに溜まっている状態なので、菌が繁殖しやすいんですね。これをしっかりやらないと、不衛生な空気がファンで部屋に放出されることになります。定期的なメンテナンスはどんな機器でも重要ですが、安全性に関わるものなので面倒くさがらずに行うのが肝心ですね。また、フィルターは消耗品なので、定期的に交換する必要があります。防カビフィルターも気化フィルターも、1シーズン毎に新品と交換すると間違いないですね。幸い値段もそれほど高くないですし、1年に1回程度の出費と考えれば痛くないでしょう。

最後に

 冬の寒い時期では室温が注目されがちですが、湿度が上がれば体感温度も上がりますし、乾燥で肌が痒くなったり、喉が痛くなったりといった不快感も軽減されますので、今年はちょっとお高い加湿器を試してみては如何でしょうか?

 

ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HDシリーズ ラベンダー HD-300D-V

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ダイニチ 抗菌気化フィルター H060517

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