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ウォークマンA30レビュー

音楽 感想・レビュー ハイレゾ

 先月末に発売した新型のウォークマンA30シリーズを購入したので、今回はそのレビューを書こうと思います。

www.sony.jp

 

 

 私が購入したのはイヤホンが同梱されていないNW-A35。XperiaZ5を購入した時にMDR-NC750を購入したので、イヤホンは要らないと思ったからです。メモリー容量は16GBですが、64GBのマイクロSDカードが余ってたので、そちらも問題はないですね。今のライブラリ全体のデータ量が45GBくらいなので、まだまだ余裕ありますし、足りなくなっても128GBまでのSDXCカードに対応してるので、容量で困るのは相当先になるでしょう。

音質

 さて、肝心の音質です。エントリーモデルとして低価格ながらもハイレゾに対応し、電源部の強化やデュアルクロック搭載など、基本的な部分の高音質化も実現してるA30ですが、カタログを見たって良いことしか書いてないのは当然なので、実際に使ってみましょう。

 まず音の傾向としては、電源部の強化による恩恵なのか低音が豊かで、私が普段使ってるXperiaZ5と比べても余裕を感じさせてくれます。例えばXBA-100で再生した場合には、Z5ではバランスドアーマチュアらしく低音が貧弱な印象だったのが、適度な量感が得られてバランスがとても良くなり、私の中でこのイヤホンの評価が凄く上がりました。正直1万円の価値があるか疑問だったんですが、こんなにポテンシャルがあったんだなと。また、MDR-1Rで再生すると、豊かな低音に加えて中音域には温もりが出ますし、中高域は磨かれたガラス玉のように透明で綺麗。元々高い能力を遺憾なく発揮します。supercellの夜が明けるよでは、ヴォーカルのあまりの艶めかしさに悶絶してしまう程。

 A30はハイレゾ以外にも、MP3やAACなどの圧縮音源も勿論再生出来ます。DSEE HXやDCフェーズリニアライザーといった機能も備え、圧縮音源ながら非常に音が良いです。実は音楽専用機としての力はここで実感出来ます。圧縮音源は320kbpsならばCDとの差はあまり感じないのですが、流石に256kbpsを下回ると高音はノイズ感が出てきて、中音はくごもった感じになり、低音はどこにあるか分からないような不安定さが目立ってきますが、A30はそれが殆ど無いです。これは正直驚きましたね。

操作性

 さて、音質以外にも操作性というのは重要なもので、A30では新たにタッチパネルを採用して、スマートフォンなどと同等の操作感を実現したとありますが、ちょっとレスポンスが悪いです。特に購入直後の最初の起動時は顕著です。また、ノイズキャンセリング機能を使ったときにはもっさり感が増して、プレイリストの編集などはやりたくない感じです。これはPCで編集した方が良さそうですね。曲送りなどもワンテンポ遅れる感じがあり、何百曲のリストをシャッフル再生してる場合には、通常の曲送りでは煩わしいと思うことが多いです。この場合は再生リストから目的の曲を探したりすれば良いのですが、少し残念な部分ですね。タッチの感度も誤操作を防ぐ為か低めで、それももっさり感の要因になってるかも。

 本体側面に付いているメカニカルキーの操作感は良好。形状にも気が配られていて、少し慣れはいるが手の感触だけでどのボタンかが分かるようになってます。胸ポケットに入れて服の上から操作することも可能です。

画質

 A30では動画や画像の再生には対応してませんが、液晶画面は多分ですがIPSを使ってて、画質も悪くないです。色温度はやや低めで彩度は凄く淡いのですが、高画質処理を全く使わない、パネル品質そのままの印象で、音楽再生専用としては好印象です。面倒と思わずにアルバムアートを編集しておくのをお勧めします。

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ノイズキャンセリング

 ウォークマンというだけあって、日課のウォーキングで使ってます。そこでノイズキャンセリング機能が活きてくるのですが、私が使っているMDR-NC750Xperia用で、ウォークマンのヘッドホン選択には他のA30シリーズに同梱されているMDR-NW750Nと同じ項目にあるので問題は無いと思っていたのですが、これを選択すると凄く低音が抑えられて、印象が全然変わてしまいます。ただ、オーケストラやブラスバンドの曲を再生するとバランスは良いので、意図的なのか分からないですが、ボーカル主体の楽曲では違和感がありますね。NC750とNW750Nの違いはピースレスポンスコントロール*1の有無なので、もしかしたらそれで少し低音が少なくなっているのかもしれない。

 ノイズキャンセリングの効果は素晴らしいですね。車の排気音が消えて、さーっという僅かなロードノイズが残る程度になります。Z5とは違ってノイズキャンセルレベルを任意で選択出来るのも嬉しいところ。-15から+15の範囲で設定出来ますが、+10くらいでZ5と同じレベルの効果が得られます。外で音が消えすぎて危険を感じる場合は-10くらいにしたりと、使用環境に応じて変更すると良いでしょう。ただ、やはりタッチ操作でレベルの調整をするのが難しい。これは難点ですね。あと、Clear Phaseという機能があるんですが、どういうわけかノイズキャンセリング対応機器専用になってますね。効果を考えるとちょっと不可解ですが。それと、よく言われていることですが、ヘッドホン選択を切り替えるのが凄く面倒。家ではヘッドホンで外ではノイズキャンセリングイヤホンでという方にはとても不便です。

アクセサリー

 A30は家電量販店で購入したのですが、そこでは画面保護フィルムが売ってなかったんですよね。頻繁にタッチ操作をするので傷や指紋が気になるところですから、私は百均で買いました。デジカメ用の3.5インチのが丁度良い感じですね。横幅は殆どぴったりですし、縦に少し短いですが、ベゼル部分が足りないだけなので、気にしない人はこれで良いでしょう。気にする人は対応品が売ってるか確認してから買いましょう。あと、スタンドもあると便利ですね。これも百均で買いました。デザインは微妙ですが。 

 まだ購入して日が浅いですが、早くもスマホと同時持ちの魅力を感じてます。正直買う前は必要か疑問だったんですが、買ってよかったと思います。家電量販店で試聴も出来ると思いますので、興味がある方は一度立ち寄って検討してみてはどうでしょうか。

 

 

 

 

*1:ソニーのヘッドホンで定番のビートレスポンスコントロールのことか